パソコンのネット速度が遅いとき、回線やルーターを疑いがちですが、実はLANケーブルが原因ということもあります。
今回は、ハブまでは1000Mbpsで来ているのに、パソコン側ではなぜか
リンク速度:100/100 Mbps
になってしまうトラブルがありました。
症状
Windowsのネットワーク情報を確認すると、次のように表示されていました。
集計リンク速度(送受信):100/100 Mbps
製造元:Intel
説明:Intel(R) Ethernet Controller I225-V
このパソコンのLANアダプターは Intel I225-V で、本来は1Gbpsどころか2.5Gbpsにも対応しているものです。
つまり、パソコン側のLAN性能が低いわけではありません。
それなのに100Mbpsでしかつながっていない状態でした。
原因として考えられるもの
このような場合、主な原因は以下です。
LANケーブルの不良
一番多い原因です。
LANケーブルがCat5eやCat6であれば、本来は1Gbps通信に対応しています。
しかし、ケーブル内部の線が一部断線していたり、コネクタ部分の接触が悪かったりすると、100Mbpsでしかリンクしないことがあります。
100Mbps通信は、LANケーブル内部の8本すべてを使わなくても通信できます。
そのため、ケーブルが壊れかけていても一応つながってしまい、結果として速度だけが100Mbpsに落ちることがあります。
ハブのポート不良
ハブ自体が1000Mbps対応でも、特定のポートだけ接触不良や故障を起こしていることがあります。
この場合は、別のポートに挿し替えることで改善することがあります。
Windows側の速度設定
ネットワークアダプターの設定で、速度が100Mbps固定になっている場合もあります。
確認場所は以下です。
デバイスマネージャー
↓
ネットワーク アダプター
↓
Intel(R) Ethernet Controller
↓
プロパティ
↓
詳細設定
↓
Speed & Duplex / 速度とデュプレックス
通常は 自動ネゴシエーション にしておくのがおすすめです。
今回の解決方法
今回は、パソコンとハブをつないでいるLANケーブルを交換したところ、速度が改善しました。
つまり原因は、ほぼ
LANケーブルの一部断線、またはコネクタの接触不良
だったと考えられます。
Cat5eのケーブルだったため、規格上は1Gbpsに対応していました。
しかし、ケーブルがCat5eだからといって必ず正常に1Gbpsで通信できるとは限りません。
古いケーブルや、曲げが強いケーブル、爪が折れているケーブル、何度も抜き差ししているケーブルは注意が必要です。
確認方法
Windows 11では、現在のリンク速度を以下の場所で確認できます。
設定
↓
ネットワークとインターネット
↓
ネットワークの詳細設定
↓
ハードウェアと接続のプロパティ
↓
リンク速度
ここが
100/100 Mbps
になっている場合は、最大でも100Mbpsまでしか出ません。
正常にギガビット接続できていれば、
1000/1000 Mbps
または
1.0/1.0 Gbps
のように表示されます。
まとめ
ネットが遅いときは、回線やルーターだけでなく、LANケーブルも確認しましょう。
特に、
リンク速度:100/100 Mbps
になっている場合は、インターネット回線の問題ではなく、パソコンとハブの間の物理的な接続速度が100Mbpsになっているという意味です。
今回のように、LANケーブルを交換するだけで改善するケースもあります。
まず試すべきことは以下です。
1. LANケーブルを交換する
2. ハブの別ポートに挿す
3. ハブを再起動する
4. ネットワークアダプターの速度設定を確認する
Cat5e以上のケーブルでも、断線や接触不良があれば100Mbpsになります。
ネットが遅いと感じたら、まずはWindowsのリンク速度を確認してみるのがおすすめです。