SSDはここ5年間で大きく価格が変動しました。
特に2021年〜2026年は、以下のような影響を大きく受けています。
・コロナ禍による半導体不足
・NANDフラッシュメモリ価格の暴落と反発
・円安による輸入価格上昇
・ゲーミングPC需要増加
・Windows11移行によるSSD需要増加
今回は、250GB・500GB・1TB SSDの平均市場価格を元に、
月単位での価格推移を詳しくまとめました。
■ SSD価格推移グラフ(月別)

■ SSD容量ごとの価格推移
【250GB SSD】
主に事務用PCや古いノートPCの延命用途として人気。
価格下落が比較的早く、現在は非常に安価になっています。
【500GB SSD】
現在もっともコストパフォーマンスが高い容量帯。
一般ユーザー・ゲーム用途・業務PCでも主流。
【1TB SSD】
ゲーム・動画編集・高性能PC向け需要が急増。
NAND価格や円安の影響を受けやすく、価格変動も大きい傾向です。
■ 年ごとの市場動向
2021年
半導体不足が深刻化。
SSDだけでなくGPUやCPUも高騰していた時期です。
特にNVMe SSDは品薄状態が続き、価格も高めでした。
2022年
供給が徐々に回復。
メーカー間の価格競争が始まり、SSD価格は緩やかに下落。
SATA SSDの低価格化が進みました。
2023年
NANDフラッシュ価格暴落。
SSDメーカー各社が在庫を抱え、大幅値下げ競争が発生。
1TB SSDが1万円を切る製品も多数登場しました。
PC自作界隈では「SSD買い時」と言われた時期です。
2024年
NAND減産による価格反発。
各メーカーが赤字対策として減産を実施。
SSD価格は一気に上昇しました。
特に大容量SSDの価格上昇が目立ちました。
2025年
円安とAI需要の影響。
半導体需要全体が増加し、SSD価格も高止まり。
Gen4・Gen5 SSDへの移行も進みました。
2026年
現在はやや安定傾向。
ただし為替や半導体市場によって今後も変動する可能性があります。
500GB〜1TB帯は比較的コスパが良く、買いやすい価格になっています。
■ SATA SSDとNVMe SSDの違い
現在SSDには大きく分けて「SATA SSD」と「NVMe SSD」があります。
・SATA SSD
従来型。速度は500MB/s前後。
古いPCでも使いやすく価格が安い。
・NVMe SSD
高速タイプ。PCIe接続。
Gen4では7000MB/s超え製品も存在。
ゲーム・動画編集・高性能PC向け。
■ 今SSDを買うならおすすめ容量は?
現在おすすめなのは500GB〜1TBです。
・250GB
最低限の用途向け。Windowsだけで容量不足になりやすい。
・500GB
価格と容量のバランスが非常に良い。
一般用途なら最もおすすめ。
・1TB
ゲームや写真・動画保存にも余裕。
最近は価格もかなり下がっており人気。
特に古いHDD搭載PCをSSD化すると、
起動速度やアプリ速度が劇的に改善する場合があります。
■ まとめ
SSD価格は半導体市場の影響を大きく受けるため、
今後も価格変動は続くと考えられます。
ただし現在は性能向上も進み、数年前よりもかなり手頃になっています。
古いパソコンの延命や高速化を考えている場合は、
SSD交換は非常におすすめのアップグレードです。